★2021修正06 ユンタンザミュージアム時空マップ

世界遺産座喜味城跡ユンタンザミュージアム

はじめに

  • サイトについて

    ユンタンザミュージアム時空マップ
    世界遺産座喜味城跡ユンタンザミュージアムの案内サイト「ユンタンザミュージアム時空マップ」です。
    このサイトは、初めて読谷村に訪れた方でも、読谷村の歴史や文化を読谷村の時代と地理を理解して触れ、楽しんでいただくために用意しました。
    ミュージアムの展示物を見て読谷村を歩いたり、車で回ったり、また読谷村の観光で触れた文化、歴史をミュージアムで楽しみながら理解を深めていただけるよう構成されています。

    TSUNAGARU-MAP
    「世界遺産座喜味城跡 ユンタンザミュージアム 時空マップ」
    https://www.tsunagaru-map.com/yuntanza-museum/

    読谷村 歴史観光ガイド

    ミュージアムを出発点として読谷村内をテーマ別に古地図で巡る歴史観光ガイドです。スマートフォンを使ってご利用ください。

    ヒストリーコース
    https://www.tsunagaru-map.com/yomitan-history-guide/

    ネイチャーコース
    https://www.tsunagaru-map.com/yomitan-nature-guide/

    カルチャーコース
    https://www.tsunagaru-map.com/yomitan-culture-guide/

    ミュージアムの詳細は、
    ユンタンザミュージアム 公式サイト
    http://www.yuntanza-museum.jp/

    サイトの活用について

    世界遺産座喜味城跡ユンタンザミュージアムの所蔵品は実に78,000点に及びます。そのうちの一部が展示をされています。
    限られたスケジュールの中で立ち寄っていただいた皆さんに、沖縄県、読谷村の魅力に触れていただくために

    • ミュージアム展示と読谷村の地理関係を「見える化」して、フィールド・ミュージアムとなる
    • 読谷村の時代と地理を来館の事前にもご理解いただき、文化・歴史を楽しんでいただく
    • 来館後も皆さんと当ミュージアムがつながる

    そんなミュージアムを目指して当サイトは幾つかの仕組みで運用されています。利用環境は来館時であれば、スマートフォン及びタブレットです。来館の事前閲覧では、PCやタブレットが見やすい点でおススメですが、スマートフォンでも十分です。

    サイト言語

    サイト言語は、日本語ですが、Google翻訳ボタンで、多言語での閲覧が可能です。ただし、専用ページで多言語していませんので、翻訳には限界があります。

    現在地の表示

    皆さんが読谷村を訪れている際は、現在地表示ボタンを押すことで、現在地ポイントが地図内に表示されます。自分のいる位置を確認できます。現在地の表示機能は、ブラウザ標準機能を利用していますのでインターネット接続環境により実際の位置とのズレが生じることがあります。

    地図の切り替え

    地図は現代を含め7つの時代を切り替えることができます。
    徳川幕府が薩摩藩に命じた地図作成が最も古く、その次に古いのが琉球王朝の中期にあたる時代の地図。次が大正時代に作成された地図。その後、沖縄を占領した米軍によって作成された地図、そして沖縄が日本に返還された時期の地図、平成の時代が始まった時期の地図。
    現代地図においては、国土地理院地図とオープンストリートマップです。
    それぞれの地図については、その所蔵等を以下に明らかにしています。

    地図で知っていただきたいこと

    まず、地図は古ければ古いほど、測量技術の精度などで現代地図とズレが生じます。このサイトでも複数の古い地図と現代地図を重ねていますが、琉球王朝時代の地図はかなり現代地図とズレています。しかし当時の地図製作は冒険と人間の叡智、時代の先端技術、測量の努力の結晶です。地図上のポイントは、このズレを前提として現代地図と対応させています。
    琉球王朝時代の沖縄県の地図は、ルイ14世の時代に発明された三角測量の技術をいち早く採用した貴重な資料であり、それが沖縄戦敗戦で、米軍に持ちさられ、平成になって返還されるなどの物語に満ちています。
    「ユンタンザミュージアム時空マップ」で使われた地図は、入手された地図の範囲を最大限採用し、多くの地図が沖縄本島全体をカバーしていますので、読谷村と沖縄の位置関係も確認しながら閲覧することができます。

    ポイントマークについて

    赤のポイントは歴史的遺跡、施設を表します。博物館マークは、当ユンタンザミュージアムの位置を表しています。なお、それぞれのポイントは、学ぶ、景観を楽しむ、飲食できる、体験できる、休憩施設等で検索が予定されています。また、今後、赤以外のポイントで現在の施設情報やイベント予定のポイントも表示される予定です。

    コメント投稿について

    掲載した情報について、閲覧者の皆さんが、感想等をコメント投稿によってお寄せいただくことができます。なおお寄せいただいたコメントは、当サイト運用者の判断で、非掲載にさせていただくことがあります。ご了承ください。

  • 使用している地図について

    サイトで閲覧使用している地図は以下の通りです。

    • 1640年頃 王朝初期

      正保年間琉球図
      ※島津領国絵図 正保琉球国悪鬼納島絵図写 東京大学史料編纂所所蔵
    • 1770年頃 王朝中期

      琉球国之図+琉球国惣絵図(間切集成図) 合成版
      ※琉球国之図(薩摩藩調製琉球図) 沖縄県立図書館所蔵
      ※琉球国惣絵図(間切集成図) 沖縄県立博物館・美術館所蔵
    • 1920年頃 大正後期

      大正9年頃/国土地理院 旧版地図
    • 1959年頃 米国統治

      米軍作成地図
      ※米軍作成地図 沖縄県立図書館所蔵
    • 1973年頃 日本復帰

      昭和48年頃/国土地理院 旧版地図
    • 2000年頃 平成初期

      平成12年頃/国土地理院 旧版地図
    • 現代地図

      国土地理院、オープンストリートマップ(OSM)

      ※本ラボ・サイトでは、上記地図の全部または一部を使用しています。
      ※国土地理院 旧版地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分1地形図及び2万5千分1地形図を複製したものである。
      (承認番号 平29情複、 第1476号)

    地図で知っておきたい読谷村

    2018年5月末現在の読谷村の人口は41,417人で、日本で一番人口の多い村です。1970年代は現在の人口の半分程度でした。またおおよそ100年前の大正時代は16,000人でした。 【大正後期】から【日本復帰】時、さらに【平成初期】の国土地理院旧版地図には集落の家々も描かれていますから、人口の増える様子を実感できます。
    【米国統治】の時代の地図は英語で作成されています。この地図が戦後から1972年の日本復帰まで、沖縄が米国に統治されていた証のひとつです。この【米国統治】時代の地図と【大正後期】の地図を切り替えながら丹念に見ていけば、読谷村の大半のエリアが基地化される過程で、多くの集落、村民が米軍の銃剣とブルドーザーによって移転を余儀なくされたことを知ることができます。そしてさらに、現代地図のOSM(オープンストリートマップ)を閲覧すれば、現在でも読谷村の中や周辺のエリアに米軍関連の基地施設が、薄いピンク色で塗られ、そのような環境の中に沖縄に暮らし、読谷村の人々が今も置かれていることを知ることができます。
    ミュージアムの展示の中には、その薄いピンクエリアに位置する展示物もあります。残念ながら、そこに自由に立ち入ることはできません。
    この読谷村も、古代から人が住み着いたエリアで、当ミュージアムの展示でも貝塚遺跡をはじめとした人の暮らしが確認されています。位置は正確には示すことはできませんが【琉球王朝】時代の地図に示しました。
    その【琉球王朝】時代の地図では、幹線道路ともいえる主要な古道が描かれています。その中に北部と首里を結ぶ文化、経済面でもとても重要な道路が現在の国道58号線です。この古道だけでも、壮大な歴史ロマンが触れることができるでしょう。
    この時空マップがユンタンザミュージアムの展示解説の手助けとなり、読谷村の魅力に多くの方が少しでも触れていただくことを願います。

    著作権その他

    当サイト「ユンタンザミュージアム時空マップ」は以下を除き、その著作物は読谷村に帰属します。

    • 第三者にその著作権が帰属するコンテンツや所蔵されるコンテンツの使用については、当該コンテンツページにその旨の表示をしています。
    • 当サイトにて利用の「ツナガルマップ」のシステム著作は、株式会社バリューリソース・デザインに帰属し、各時代地図は、株式会社ユニバーサルデザイン総合研究所が使用申請許諾を受けています。
    • 当サイトの管理及び運用は読谷村から株式会社バリューリソース・デザインが委託を受けています。
    • 「ツナガルマップ」のシステムについて、詳しくはこちらへ

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